任意整理の話1

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皆さんは任意整理という言葉を聞いたことがありますか。恐らくこれをご覧の皆さんの大半が、任意整理という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。というのも、現在は以前に比べて特にこの任意整理という言葉を耳にする機会が増えたような気がします。というのもやはり長引く不況の影響とこの任意整理とは切っても切れない関係にあるからです。任意整理という言葉が多く使われ、それを耳にすることは、ある意味経済の不況ぶりを反映しているからです。さて任意整理の話に戻りますが、たとえ任意整理という言葉を聞いたことがあったとしても、もしかしたら皆さんにはそれが一体何なのかピンと来ないかもしれません。任意整理という言葉では一体何を整理するのか、想像できないかもしれませんが、任意整理ではなく債務整理という言葉で表現すればそれが一体何なのかは想像がつくことでしょう。というのも任意整理は一般的に債務整理と呼ばれることも多く、もしかしたら債務整理という言葉で表現したほうが世間一般にも通りがいいかもしれません。この任意整理、即ち債務整理とは、文字通り大きな金額の借金を抱えて、返済が非常に困難になったという債務者が、まず借金の額を減額・整理することによって、そうして今後返済ができる範囲内にまで整理・減額した後で新たにそれに基づいて債権者と契約を交わし、そしてそれに沿って各債権者に対し返済を続けていくという方法です。同じように借金を整理する方法は幾つかあって、その中でも自己破産等が比較的よく知られていますが、任意整理もそれらの数ある借金整理の方法の一つです。
言ってしまえば任意整理とは借金の所謂棒引きではないか、と皆さんには思えるでしょうが、そう理解しても間違いではありません。ですが後で詳しく紹介しますが一口に債務整理と言っても、例えば債務者が100万円の借金をしていてそれが返済不可能となったときに、債務者と債権者が交渉して、返済額を50万円にします、といった考え方ではありません。(もしそれが簡単に通用するなら、世の中まさに借りた者勝ちになってしまいます。)任意整理の考え方や実際の段取り、流れについてはまたご紹介しますが、任意整理とは確かにある意味借金の棒引きであり、それを聞いた感じではいいこと尽くめのような気がします。ですが世の中こんないい話があるのでしょうか。こんな「おいしい」話を聞けば、実際のところ多くの人が任意整理に関して疑ってかかるのではないでしょう。何か裏があるのでは、いざこの任意整理を利用するにしても条件が厳しいのではないか、或いは任意整理はその手続きが非常に煩雑なのでは、といった疑問を任意整理について知らない人なら抱くのではないでしょう。ですが実際のところ、この任意整理の手続きをすることは決して難しいことではありません。しかも有り難い事に、この任意整理の手続きや債権者との交渉といった困難な作業は、債務者に代わってその代理人が行ってくれます。そんな「おいしい」話が本当にあるの?とそれでも耳を疑う人もいるでしょうからもう少し詳しく説明しますと、上で紹介したように任意整理即ち債務整理の実際の手続きは専門家に全て任せることになります。ここで言う専門家とは司法書士や弁護士です。彼らが代理人となって債権者との交渉にあたるので、例えば任意整理を依頼した当事者である債務者の仕事が忙しい場合や、或いは債務者が裁判所に行く時間がないといった場合でも、実に簡単に任意整理の手続きをすることができます。更には任意整理の過程で、もし過去の借金返済の過程で返済の過払いの発生の存在が明らかになった場合には、その分に関して一括して債権者に対して返金の請求もできます。


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2015/7/31 更新